世界設定の補足
よく見てほしい項目は☆付けてます。
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人間が超能力や異能力をタダで得られるはずもなく、契約する人間は必ず契約した神へ「代償」を支払わなければならない。
代償は寿命であったり、視覚、聴覚などの五感や、腕や足、目玉などの体の一部であったりとその内容は多岐に渡る。あくまで契約者自身が支払うもので神威を直接制限するものではない。(例として神威が失敗するなどは直接的な神威の制限にあたる)
基本的に、得る神威が強力であるほど代償は大きなものになるが、契約する神に気に入られれば小さな代償で済むこともある。
一人の人間に対して契約できる神の数は二柱までであり、契約した場合どちらの神にも「代償」を支払うことになるため、二柱と契約している退魔師は少ない傾向。
神様には祀られている通常の神様、御神体の無い野良神、悪魔になった天降りの三形態ある。通常、神様は御神体を持って神社に祀られている。御神体か神社のどちらかが無いか、その両方がないもしくは行き場のない神様を野良神という。そういった野良神が悪魔になったものが天降りになる。天降りの出来方は諸説あるため割愛する。それと忘れがちだが、天降りはいるだけで周辺にいる民間人に被害を出す。
本来悪魔は繁殖機能を持たないが、魔人になり、人間と繁殖行為をする事により、50分の1の確率で生まれる事がある。霊力と呪力の両方を持っており、人間でも悪魔でも、どちらでも無い存在と言える。呪力と霊力のバランスを奇跡的に保っており、神威、もしくは呪術を長時間使うと身体に流れる呪力と霊力のバランスを崩し、生命活動を維持しにくくなる。完全にバランスを保てなくなるとその時点で死亡する。何らかの方法で呪力もしくは霊力を摂取、消費することによりバランスを取り戻すと普段通りに生命活動を維持することが出来る。間接的に悪魔の血を継いでいる事もあり、身体能力や再生能力は人間を遥かに上回る。(個人差あり)しかし、例え親の魔人が何級であろうと、ハーフは3級の悪魔すら上回ることは出来ない。魔人と同じで生物の血液を摂取すると魔人未満ではあるが、呪力を消費し、人間を上回る再生力と速度で魔人と同じように傷や欠損を再生することが可能。魔人のように人間と異なる特徴がある者も居れば、外見が人間と変わら無いものも居る。ごく稀に再生力等を持たずに、1つの事だけを特化して受け継ぐ事もあったり、ごく稀に呪術を使える者もいる。
退魔師にはおおよそ三つの類型があり、一つに深川神宮に所属する国家公務員としての退魔師、一つに日本退魔連盟に直属する退魔師、そして各々が神威を授かった神を祀る神社に所属する退魔師がある。民間退魔師は内後ろの二つを指すものと認識されている。
この中で神社に所属する民間退魔師は、その神社の退魔師として、もしくは幾つかの神社を合わせた退魔師団体(事務所など)の一員として仕事をする。
彼らの行う業務は、主に連盟から所属する神社に委託によって発生するケースと、一般人から退魔師個人、所属神社、或いは所属事務所への相談・契約によって発生するケースがある。
尤も神社経由の委託・依頼は形式的なもので、個人毎や事務所ごとに為されるケースが慣例である。
日本では専ら神威と分類される超常的力を以て現行の刑法などに抵触する行為を行った者、無免許での退魔活動を行った者が呪術師と認定され、退魔師免許を持っている場合は剥奪される。殺人や計画的な犯行、悪質な神威の使用が確認された場合は殺処分されることもある。また、日本国において連盟は神道以外の退魔師を原則として認めておらず、また神道以外の超常存在から力を授かるケースもほぼあり得ない。よって日本において神道以外の力を扱う者が活動するケースは全くと言っていいほどない。
力を使わなければ呪術師扱いされることはないが、無免で力持ちであることが知られた場合恐らく監視が付くだろう。
他国から神威持ちが流れた場合も同様に処理される。呪術師落ちによって神威が切られるケースもある。